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女性のうつはいつ起こる?鬱になりやすい季節や環境の変化って?

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女性に起こりやすい「うつ(鬱)」って?

なんだか気分が塞いでしまう、眠れない、食欲がない……そんな状態が続いてしまうことってありますよね。うまくいかないことが重なると気分が暗くなるのは当然ですが、あまりに長く続くようだと、もしかしたら「うつ」になってしまっているのかもしれません。 

もともと女性は男性に比べて、うつになる人が多いとされています。(厚生労働省「H26患者調査」P15より)。それは

  • 女性特有のホルモン分泌の乱れ
  • 筋肉量が少ないために起こる、全身の血行不良
  • 月経による、たんぱく質と鉄分の不足

などが原因。女性は男性に比べて、体の不調がメンタル(心)の不調につながりやすいと言えるでしょう。

また、意外に多いのが季節や環境の変化によって起こるうつです。うつとは、特別につらいことを経験した時だけに起こるものではありません。けれど原因を分かっていないと、対応することが難しくなりますよね。

ここでは、うつの原因と対策について考えていきましょう! 

うつになりやすい季節

「季節性うつ」という症状を知っていますか?

うつの症状が季節によって軽くなったり重くなったりすることは、案外知られていないかもしれません。けれど例えば、雨の日には調子が悪い、冬になると気持ちがどんよりするなどはどうでしょう?よく考えてみるとあなたも、季節や天候の影響を受けている場合があるのではないでしょうか。

季節の変わり目は不安定に

季節の変わり目に体調を崩して風邪をひく、なんてよくありますよね。心もそれと同じで、毎日の気温変化が激しい時期には要注意。知らないうちに疲れがたまってメンタルストレスを感じ、うつを引き起こしてしまうことがあります。 

心身ともに調子が悪いと感じたら、まず気温に注意してみましょう。急な気温変化にさらされないよう、服装で体を守ることを心がけて。 

「冬季うつ」の仕組み

冬になると日の出は遅く、日の入りは早くなりますよね。つまり一日が短くなり、日照時間が減って日光を浴びる機会が少なくなるということ。これは、うつと大きな関係があります。

人が幸せを感じるには、セロトニンというホルモンの分泌が欠かせません。けれど体に日光を浴びないとセロトニンが生成されないので、日光の当たる時間が少ない冬には気分がふさぎがちになってしまうんです。これを「冬季うつ」と言います。

冬季うつはセロトニンの分泌が正常になれば元に戻るため、重症化はしにくいとされています。日常生活が送れるなら、病気ではありません。冬になんだか不調が続いて 「もしかして冬季うつかも?」と思ったら、朝は必ずカーテンを開ける、昼間に外出するなどしてできるだけ日を浴びるようにしましょう。

うつになりやすい環境の変化と、その症状

ストレスがうつを引き起こすなら、嫌なことさえなければうつにならない、と思うかもしれませんね。けれどストレスは、意外なことで感じてしまう場合があるんです。

良い変化でもストレスに?

結婚、出産、引っ越し、昇進など、他人から見るとうらやましい変化ってありますよね。これらは良いことなのでストレスとしては見過ごされがちですが、環境の変化はとても大きなものばかり。

体と心が感じるストレスは、変化によってもたらされます。良いことだからっていつも楽しい気分でいられるとは限らず、プレッシャーに思ってしまうこともあります。だから変化についていくことができなくて、思いもよらないストレスを抱えてしまうことがあるんです。

また、これらのことは「せっかく結婚したのにつらい気分になるなんて…」「昇進できたのに弱音なんて吐けない」など、真面目な人ほど自分のつらさを認めることが難しい場合も。

どのようなきっかけでも、環境の変化は心と体に大きな負担をかけます。それを知って、環境が変わった時は自分をいたわるように心がけましょう。

ストレスがたまって起こるうつの症状

ストレスから起こるうつの症状には、色々なものがあります。

  • 気分が沈みがちになる、不安感・イライラが起こる
  • 寝つきが悪くなる、寝ても疲れが取れない
  • 食欲がなくなる
  • 胃腸の調子が悪くなる(便秘・下痢)
  • 頭痛、倦怠感、腰痛、肩こり、肌荒れ
  • 風邪を引きやすくなる
  • 集中力がなくなる、何かを決めるのに時間がかかる
  • 死にたいと考える

以前より体と心の不調を感じることが増えたと思ったら、ストレスを抱えているサイン。

これらを改善するには、まずはゆっくりと休むことが重要です。体を休めてから気分転換をして、しっかりご飯を食べてストレッチなど軽い運動を始めてみましょう。

  • 思いきり体を休める
  • 栄養を摂る
  • 楽しい気分になれることをする
  • 無理のない運動をする

いつもと少し違うことをやってみる、ささいなことでも達成したら自分を褒めるなど、今までと違う行動や考え方を取り入れると、症状が軽くなることがあります。

早めに病院へ!

うつを悪化させないためには、早期発見と早期治療が一番です。ゆっくり休んでみても調子が悪い、訳もなく気分が塞ぐ状態が2週間以上続くようなら、病院で相談してみましょう。

行くべきなのは心療内科ですが、いい心療内科の心当たりがない、行くことに不安があるという人は、まず内科で体の不調を相談することもできます。ただ、うつに詳しくないお医者さんだとうつだと気づいてもらえないこともあります。偏見や不安を持たずに、気軽に心療内科に行ってみることがおすすめです。

うつの専門医と休養や薬について話し合って、あなたの希望を伝えながら症状を緩和できるように過ごしていきましょう!

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KIREIMO -キレイモ-