綺麗な唇ってどういうもの?
顔のパーツの中でも、特に女性らしさをアピールできるのが唇。口紅やグロスなど、ポイントメイクで凝りがいがある場所ですよね。個性的なメイクにしたい!と思って重ね塗りを工夫している人も多いと思います。けれどいくらメイクで唇を目立たせていても、形や色が綺麗でなければ下品な印象を与えてしまうのが難点。目立つパーツなので、手を抜くことは厳禁です。
綺麗な唇に見えるためには、どういう形が理想でしょうか?そして綺麗な唇にするためのケア方法について、一緒に考えていきましょう。
顔と唇の黄金比
物には「綺麗に見えるバランス」が必ずあって、それを黄金比と言います。唇で気にしたい黄金比は1:1.6。必ず上が1、下が長めの1.6と覚えておいてください。
まずは鼻から上唇までと、下唇からあごの先までの距離です。ここが黄金比だと、唇の収まりがよく綺麗なバランスが取れます。鏡で見てみると分かりますが、このバランスが作れるとあごがシャープで小顔に見えるんです。
そして次に、上唇と下唇の厚みでも黄金比が大切です。下唇を上唇よりほどよくぷっくりさせることで、メリハリを生みます。逆に唇の上下が同じくらいの厚さだと、たらこ唇に見えてしまって垢抜けない印象に。
つまり唇は
- 鼻から上唇まで:下唇からあごの先まで=1:1.6
- 上唇:下唇=1:1.6
の黄金比が大切だということです。
理想的な唇の形って?
どちらの黄金比も、メイクで下唇に工夫すれば作ることができますね。下唇をリップライナーでオーバーリップにするとセクシーな印象が生まれますが、この比率以上にやりすぎると綺麗には見えません。唇のメイクをする時には、この黄金比を考えながら色を乗せていきましょう。
そして唇の形は、口角が自然に上がった弓形が理想的です。口角が上がっていればいつも微笑んでいるように見えて、にこやかな印象になります。下唇がふっくらしていて、左右の口角がきゅっと上がっている、綺麗な弓形に近付けるようにしましょう。
よりふっくらした唇にしたいなら、立体感を出せるリキッドルージュがおすすめ。口紅より乾燥しにくく、しわが目立ちにくくなります。
唇を綺麗な色にするためには
唇の色が冴えない、くすんで見える、……そういう時はもしかしたら、唇に汚れが残っているか、唇の血色が悪くなっているのかもしれません。そのままだと口紅の色が映えないし、すっぴんの顔色が悪く見えていいことなしです。まず唇の汚れをしっかり落として、マッサージをしてハリ・ツヤを取り戻しましょう!
クレンジングをしっかり
唇に口紅が残っていると、色素が沈着してくすみの原因になります。唇のクレンジングは入念に、メイクの油分を残さず落としましょう。色持ちのいい口紅やグロスを使っていると、普通のクレンジングでは落ちないことがあるため注意が必要です。
口紅のクレンジング方法は、ポイントリムーバーをコットンに取って、唇の外側から内側に向かってすべらせるように。これをコットンに色がつかなくなるまで繰り返しましょう。
目元専用のポイントリムーバーはマスカラを落とすために洗浄力が強くなっているので、薄皮だけでおおわれている唇には刺激が強すぎることがあります。口元専用、もしくは目元口元両用のポイントリムーバーを選んでくださいね。
唇マッサージで血色よくぷるんぷるんに
唇マッサージをする時は、市販のワセリンか低刺激のリップクリームを用意します。普段使っているものがあれば、薬用リップクリームでも使えます。リップクリームを使うことで、指が直接唇に触れてしまわないようにガードできるんです。
注意してほしいのは、力を込めすぎないこと。あくまで優しく触ることがポイントです。薬指を使えば、力が強すぎることなくちょうどいい刺激になります。
唇マッサージのやり方は、
- リップクリームを唇にたっぷり塗る
- 唇の中心から口角に向けて、指でくるくるとマッサージ(上下左右5回ずつ)
- 唇の端から端まで、指でぽんぽんと刺激を与える(上下10回ずつ)
の3つです。クレンジングをしてメイクをしっかり落としてから、一日に一度始めてみましょう。唇マッサージを毎日続けることで、自然な血色を取り戻して口紅の色が綺麗に出るようになりますよ。そしてマッサージの後はケアを忘れずに。
唇のお手入れ方法は?
唇のケアで大切なのは、肌と同じように保湿することと刺激を与えないことです。
リップクリームを塗る時には、縦に動かして唇のしわを埋めるようにすることでくまなく保湿できます。一日に何度も塗ると刺激になってしまうので、一度でたっぷりと潤すように心がけて。
唇は皮膚が薄いので、紫外線には気をつけましょう。乾燥や荒れの原因になります。口紅を塗らずに外出する時には、UVカット効果のあるリップクリームが効果的です。
そして唇にできるだけ刺激を与えないために、クレンジングの時や食後に口を拭く時にこすりすぎないように。乾燥が気になって唇を舐めるクセがあると、唾液で唇がより乾燥します。どんな時でも、汚れを落としてからリップクリームを塗ることが鉄則です。
このように、唇の保湿にも刺激を防ぐためにもリップクリームは欠かせないもの。メイクを落として唇を休ませる時間には、リップクリームで栄養と水分を与えましょう。
口周りの黒ずみが気になったら?
唇よりも口周りの黒ずみ気になることもありますよね。
口周りが黒ずんでいたらいくら唇が綺麗でも台無しです。
口周りの黒ずみはメラニンの生成による古い角質によるシミです。
そんな時は黒ずみケアのクリームで古い角質によるシミを消すことが大切です。
例えば下記のクリームが最近だと人気です。
人気で売切れてしまうこともたまにあるようなので、気になったらすぐに申し込まれた方が良いですよ。