マツエクで綺麗になれる?
綺麗な女性の目元に欠かせないマツエク(まつげエクステ)。つけまつげほど手間がかからない上にまつげに負担が少ないので、つけている人がとても多くなってきています。
一番のメリットはやっぱり、メイクを時短できること。それに仕上がりがつけまつげより自然で、メイクを落とした後でもついたままという点も人気です。すっぴんでも違和感が少ないので、お泊りイベントの強い味方だと言えますね。
けれどまつげへの負担が少ないといっても、つけまを毎日乗せることに比べると負担が少なめというだけで、何も影響がないわけではないのが難しいところ。
ここでは、マツエクの詳しい解説と気をつけること、綺麗になれるマツエクのデザインについて考えていきましょう!
デザインはどうする?太さや長さ、カールは自由自在?
マツエクでは、つけるまつげを選べることもメリットの1つ。ゴージャスな目元になりたいなら太くて長いまつげをつけるといいですし、長くてもカールが控えめなまつげをつければナチュラルな印象になります。サロンで事前にカウンセリングを受けることができるので、自分のなりたいイメージを伝えながら説明を聞いてみましょう。
ただ、太さや長さは自まつげに近いものを選んだ方が持ちがいいとされています。あまり重いものを乗せると、落ちやすくなってしまうんですね。
太さ…0.1~0.2mmが多く使われます。0.02mm刻みで選べて、混ぜてつけることができます。けれど目元にインパクトを与えるなら、太さより本数が決め手。太さは自まつげに近いものを選ぶようにしましょう。
長さ…9~11mmが多く使われます。こちらも混ぜてつけることができ、全部を同じ長さにすると不自然な目元になるので注意が必要です。目尻を長くすると、切れ長の目になれます。
カール…Jカールと呼ばれるナチュラルなカール、Cカールと呼ばれるぱっちりしたカールが主流です。目尻だけCカールにするなど、場所によって変えることで仕上がりのデザインを変えられます。色々な種類のカールを混ぜてつけると、時間がたっても自然さがキープできます。
上記写真はCカールです。目尻のところを見るとはっきりとカールしているのがわかりますよね。
つける本数でどう変わるの?
もちろんマツエクは、つける本数だって選べます。選ぶ単位は10本から、両目で計算するのが一般的です。例えば100本だと、片目に50本ずつ。アイラインをひいたようにも見える目安が100本だとされているので、本数の基準にしてみてください。
自然にまつげが増えたように見せたい人は、60本からでも効果は感じられるようです。けれど一重や奥二重の人なら、100本以上にした方が目をぱっちり見せてくれます。
本数を多くすることは一番エクステの効果を実感させてくれますが、増やすほど値段が高くなるので予算と照らし合わせて考えましょう。
サロンによってはお試し価格や初来店価格を設定していて、お値段控えめで体験することができます。場合によりますが3000円前後からつけられるので、気軽に行くことができますね。
どれくらい持続するの?
せっかくマツエクをつけても、すぐに取れてしまうと意味がありませんよね。マツエクの持続期間はケースバイケースですが、2~4週間くらいだと考えられます。
自分に合っていない太さや長さのマツエクをつけたり、つける人の技術が未熟だったりすると1週間で落ち始めることがあるので注意が必要です。反対に無理のない範囲でマツエクを選んで、上手につけてもらえば1ヶ月をすぎてもマツエクが残っていることもあります。
マツエクを長持ちさせるには?
マツエクをつけている時に気をつけたいのは、目をこすらないこととオイルクレンジングを使わないことです。力を加えるとマツエクが取れてしまうことと、オイルを使うと接着剤がはがれてしまうことを覚えておきましょう。
そしてサロンには、リペアという制度があります。2週間たって少し落ちてきたけれどまたつけ直すほどではない……そういう時には整える意味でリペアに通って、マツエクのアフターケアをすることでより長持ちします。
まつげパーマ(まつパー)とマツエクの違いって?
マツエクが主流になる前は、まつげパーマをしていた人も多いと思います。この2つの仕上がりはどう違うんでしょうか?そして、どちらの方がより綺麗に見えるんでしょうか?
カールするだけのまつパーだと……
まつパーは、文字通りまつげにかけるパーマです。まつげパーマは自分のまつげをカールさせるだけなので、比較的まつげに負担がかかりません。持続期間は、マツエクと同じくらいだと言われています。
けれどまつパーだけだと、メイクにはやっぱりマスカラが必須。ビューラー要らずになれるとしても、マスカラやマツエクほどのボリュームアップは期待できないと考えましょう。
自まつげが長くしっかりしている人、ビューラー分だけでもメイク時間やまつげへの負担を減らしたい人、マスカラでメイクの印象を変えたい人にはまつパーがおすすめです。
つまりマツエクよりまつパーが向いているのは、次のような人です。
- 自まつげが長い、太い、しっかりしている
- ビューラーが面倒くさい、うまくできない
- マスカラを塗る手間は気にしない、いろいろなマスカラを楽しみたい
マツエクでは毛の種類が選べる
まつパーは自分のまつげをカールするだけですが、マツエクならつける毛の種類を選ぶことができます。マツエクの主な種類は、次の3つです。
- シルク…つけまをつけているような状態に見えるマツエク。値段が安い反面、重く感じることも……。目元をしっかり盛りたい人向け、持ちが悪いというデメリットも。
- ミンク…適度に柔らかくて、自然な印象に仕上がります。毛に艶があって自まつげになじみやすく、マツエクをしていることを周囲に気づかれたくない人におすすめ。
- セーブル…一番値段が高く、品質が良いマツエクです。本数が少ないとボリュームが出にくいですが、柔らかく軽いのでつけ心地はいいです。そして、リペアがあまり必要ないくらい持ちがいいと言われています。
つけまをつけている状態をいつも保ちたいならシルク、ナチュラルメイクに似合わせたいならミンク、つけ心地と長持ちすることを重視するならセーブル、というふうに自分の理想のまつげに合わせて選んでください!
マツエクは、グルー(接着剤)でトラブルを起こすことも
マツエクをつける時に注意したいのが、肌荒れや目のトラブル。低品質のグルー(接着剤)を使うと、トラブルが起こりやすくなります。
マツエクのグルーは、国産で低刺激とされているものがいいでしょう。事前にパッチテストを受けることができるので、肌が弱いけれどマツエクがつけたい人は相談してみましょう。きちんとした品質のグルーを使って、ちゃんとした資格(美容師免許)を持っている人に施術してもらうことで、多くのトラブルは避けられます。
そのサロンが美容所登録しているかどうかが、判断の基準になります。ネットでサロンの口コミを確認してから行くと更に安心ですね。
どんな仕上がりになるのか、どのデザインが目を綺麗に見せてくれるのかは人によって違います。そしてマツエクをした後の行動によって持続期間は変わりますし、サロンによって、用意してあるエクステの種類や施術者の技術に違いがあります。
まずはしっかりカウンセリングを受けて、太さと長さとカールと本数を相談しましょう。綺麗になるためには、自分に似合った仕上がりのデザインを選ぶことが重要です。