メイクのやり方を練習しましょう
メイクでは、まず基本をしっかりと押さえることが大切です。メイクの基本で重要なのは、自分の肌質に合うコスメを正しい順番で使うこと。メイクの順番をおさらいしてみましょう。
メイクの正しい順番
- 化粧水と乳液でスキンケア
- ベースメイク
- 眉毛・アイメイク
- チーク・口紅
- ポイントメイク
意外と軽く見られがちなのが、一番最初のスキンケア。しっかりと保湿をしておくことで、全体のメイクのりがよくなります。化粧水・乳液が肌に馴染んで、手触りがすべすべになってから始めましょう。日焼け止めはベースメイクの前、コンシーラーはベースメイクの後に。
「忘れていた!やり直さなきゃ!」なんてことがないように、この順番は意識して守ってください。ただ眉毛とアイメイクは、どちらが先でもかまいません。完成した方を確かめながら、バランスを考えてメイクしましょう。
メイク中に気をつけておくべきこと
まずこだわるべきは、メイク中の光。実際の色合いを確かめながらメイクするためには、自然光の中でメイクをすることが早道です。部分的に濃くなることがないように、光がまんべんなく顔に当たる場所でメイクしましょう。そしてポイントメイク中に細部に目を向けすぎると、全体のバランスが悪くなりがちです。大きめの鏡を使って、いつも正面をキープしてください。最終チェックでは合わせ鏡が大活躍。横顔がどう見えているかもきちんとチェックしましょう!
- 明るい自然光の中で
- 鏡に寄りすぎず、大きな鏡を正面から見ながら
- 最終チェックでは、横顔もしっかり確認
正しい順番と注意点を守りながら、色々なタイプのメイクを練習してみてくださいね。
メイクのコツはこんなところにも!
綺麗に仕上げたいなら、道具にこだわって
メイクの専門家や詳しい友人にコツを聞いてみると、みんな口を揃えて「メイクは道具が大事」と言います。必ずしも、プロ並みに道具にこだわる必要があるわけではありません。それでももしあなたが、ずいぶん前に買ったコスメセットの付録のブラシをそのまま使い続けているようなら、メイクに対する姿勢を改めた方がいいかもしれません。
「弘法筆を選ばず」とは言いますが、私たちの場合はしっかりと道具を選んでメイクをする方が、楽に綺麗に仕上げることができます。 特に重要なのはブラシ類。あらゆるものが塗りっぱなしでは、平坦なメイクになってしまいます。そうならないためには、ブラシでぼかす・ふんわりと乗せる・余分なものを落とすの3点が必須です。 それに使うブラシは、使いやすさにこだわって選ぶことが重要です。
手間が省けるアートメイク
メイクに手間をかけられないという人は、アートメイクを検討してみましょう。アートメイクとは、専用のニードル(針)で皮膚の内部に色素を入れる施術のことを言います。色が皮膚に入っているので、水や汗やメイク落としでは落ちません。その特徴から、眉毛やアイラインを入れる人が多いようです。ノーメイクでもしっかりとアイメイクができているので、毎日のメイクがぐっと楽になります。自分の顔に似合ったアートメイクを入れることで、メイクの出来に顔の印象が左右されません。メイクの失敗を防いでくれる、強い味方です。
アートメイクとタトゥーとの違いは、施術時に痛みが少ないこと、数年経ったら自然に落ちることです。消したい場合には、もう一度施術を受ける必要があります。
けれど人によってはアートメイクによってアレルギー反応が出たり、肌が腫れてしまったりという副作用が起こることも。必ず美容皮膚科など、医療機関の医師に施術してもらいましょう。
自分に似合うメイクって?
練習をしていくとメイクは必ず上達します。けれどいくら技術が向上しても、そのメイクが自分に似合っていなかったら意味がないですよね。ひととおりのメイクができるようになったら、「どんなメイクが自分に似合うのか?」を考えてみましょう。
TPOを考えたメイクを
メイクは、TPOによって変える必要があります。デートの時は盛りまくる!という人でも、ハイキングデートの時にしっかりフルメイクで行くと浮いてしまいます。出かける場所と目的に応じて、メイクを変える必要があるということです。
基本的にメイクは、引き算で考えるとうまくいきます。目をパッチリ見せたいからアイメイクに凝った日は口紅のグロスを控えめにするなどして、決して「全部がんばりました!」という印象を与えないことがあか抜けたメイクのコツです。 例に出したハイキングデートの場合は、ポイントに凝ることより汗に強いベースをしっかり作ることが一番重要です。最後まで綺麗な自分でいられます。
パーソナルカラーを意識して
口紅やチーク、アイシャドウをトレンドの色だから買ってみたけど、雑誌で見かけたような仕上がりにはならなかったという場合があります。そういう時は、自分のパーソナルカラーを見直しましょう。
パーソナルカラーとは|色彩の検定・色の資格をとるなら色彩技能パーソナルカラー検定®
自分の好きな色と、自分に似合う色は違うかもしれません。トレンドだけを追うのではなくパーソナルカラーを知っていれば、個性を生かしたメイクを実践できますね!
メイクをすることで女性は気分が華やいで、明るく前向きに日々を過ごせる効果があります。メイクがうまくいかなかったからといって、うつむいて過ごしていてはもったいないですよね。いつも晴れやかな気分でいられるように、毎日努力して素敵なメイクができるようにがんばってください!