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綺麗な人は字も綺麗?マナーとして字を綺麗に書くには?

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字が汚いとだらしなく思われる?

人の印象を左右するのは、見た目?話し方?一緒に過ごす時間がある相手なら、話す内容だって重要ですよね。

そしてオフィスで意外と見られているのが、あなたの書いている字です。字が綺麗だと印象がアップして、上品で丁寧な人だと思ってもらえます。反対に字が汚いと、ファッションには気を使っているのに内面はだらしない人なんだろうな……と思われてしまうかもしれません。

けれど最近はやり取りがもっぱらメールやLINEで、字を書く機会そのものが減ってきていると感じませんか?だからこそたまに見る人の字に注目してしまう、けれど自分が書く時は引け目を感じてしまう……という人が多いようです。

また結婚式などお呼ばれでご祝儀袋に記名する時にも、女性のマナーとして綺麗な字を書きたいですよね。学生時代に書いていたような丸文字のままでは、正式な場面では浮いてしまうことも……。子どもっぽさが出てしまうと、お祝いの気持ちだって届きにくくなってしまいます。

綺麗な字には、あなたの思いやりや気遣いを相手に伝える力があります。大人として恥ずかしくない綺麗な字を書いて、内面の美しさがにじみ出る女性になりましょう!

綺麗な字ってどういうもの?書くコツは?

字を綺麗に書きたいと思っても、どういう字が綺麗なの?とじっくり考えたことがある人は少ないんじゃないでしょうか。また字には漢字とひらがなとカタカナがあって、全部を練習するとかなりの時間がかかってしまいます。

ここでは基本的な「字を綺麗に書くコツ」を知って、理想的な字について考えてみましょう! 

とめ、はね、はらいを意識する

字にメリハリをつけて書けば、それだけでひきしまって見えるもの。字のメリハリとは、とめ、はね、はらいのことです。字はそもそも、点と線の組み合わせですよね。それを一つ一つ丁寧に書くことで、字がぐっと大人びて見えます。

書く時のコツを意識してみてください。

  • とめ…まずはしっかりとめを意識すること。とめるべき場所で線が流されると、字がぼやけた印象になってしまいます。「点」「永」などてんを打つ時にも、長さを考えながらしっかりとめましょう。
  • はね…はねは、はっきりはねてください。はねる前に一度止まって、力をためてからはねるとうまく書けます。「寸」「弓」などは縦の線をゆっくり書いて、最後に大きくはねて終わります。
  • はらい…はらいの基本はのびやかに書くこと。最後にふっと力を抜くイメージです。「食」「彩」のように同じ方向へのはらいが複数ある字は、長さに変化をつけてどこかのはらいを短めにすると綺麗に見えます。「食」では下のはらい、「彩」では一番上のはらいを短めに。

漢字とかなのバランスを考える

文章の中で漢字とかなが同じ大きさだと、読む人にごちゃごちゃした印象を与えてしまいます。文字同士のバランスをとって、全体をすっきり見せましょう。

画数の多い漢字は大きめに、かなは小さめに書くことでバランスが取れます。そしてカタカナは、中くらいの大きさで。基本になる「漢字>カタカナ>ひらがな」の順番を覚えておいてくださいね。 

字の中心をそろえる

一つの字だけを見つめて書いていると、書き終わった文がデコボコな印象になってしまうことがあります。それをそろえるには、字の中心をそろえる必要があるんです。

縦書きの場合は真ん中にまっすぐ通る中心線を、横書きの場合は中心または下線を意識して書くとうまく書けます。もし自信がない場合は、罫線が入った紙を使えば自然にそろえることができますよ。 

綺麗な字を書くために気をつけるポイント

綺麗な字を書くためには、書くコツの他にも気をつけたいポイントがあります。うまく書けない時こそ、基本に戻って考えてみましょう。 

姿勢とペンの持ち方

一生懸命書いてもうまく書けない、なんだか全体のバランスが悪いかも……。そういう時は自分が字を書いている姿勢と、ペンの持ち方を見直してみてください。歪んだ姿勢や自己流の持ち方では、実はまっすぐな線を引くことだって難しいんです。まずは正しい姿勢と持ち方から。

  • 字を書く姿勢…背筋を伸ばして、脇を握りこぶし2つ分くらいあけます。のびのびと字を書くために、ひじをつかないように注意して。手とひじを一緒に動かすイメージで。
  • ペンの持ち方… 親指と中指だけでペンを固定して、ひとさし指を添えます。親指とひとさし指には力を入れず、小指をしっかり丸めることでペンが安定します。

字間と行間に気をつけて

文字の一つ一つは綺麗でも、なぜか読みにくいメモを見かけたことはありませんか?一目見て何が書いてあるかが分からなければ、字が綺麗でも意味がなくなってしまいますよね。読みにくさをなくして一目で内容を分かってもらうには、字間と行間を整えることが大切なんです。

字間は、あきすぎると間延びした印象になります。一度に読める字数が制限されるので、相手に伝える情報も少なくなってしまうかもしれません。これも読みにくさの原因です。字間は少し詰めるように意識して、テンポよく書いていきましょう。

反対に行間(横の行との間)が狭すぎると、一気に全体が詰まった印象になってしまいます。行間は、できるだけ一字分が入る程度にあけておきましょう。 

いくつかのことに気をつけるだけで、驚くほど字の印象を変えることができます。人前で字を書く場面でも、気後れせずマナーを守って印象をアップできる綺麗な字が書けるように、コツを覚えておいてくださいね!

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KIREIMO -キレイモ-