スタイルの良さはウエストで決まる!
綺麗になるためにダイエットをがんばらなきゃ!と思っている人は多いですよね。けれどダイエット以前に、すごく太っているわけじゃないのにずんどう体型でカッコ悪い、下腹がぽっこり出ているからタイトなファッションができない……なんて悩みを持っている人も多いはず。
ダイエットをしても思ったようにウエストが細くならなかった……という経験をしたことがある人もいるんじゃないでしょうか。
全身のバランスを決めるのは、ウエストの細さ
ウエストがキュッとしまって綺麗なくびれがあることと、体重は必ずしも比例しません。痩せていてもウエストがしまっていなければ、スタイルが悪く見えてしまいます。
反対に、胸が小さい、お尻が大きい……そんな悩みがあっても、ウエストさえしまっていれば全身のバランスが良く見えます。
ウエスト痩せで健康的に綺麗になろう!
ウエストが1センチ細ければ見た目体重はマイナス1キロ、なんて説もあります。ウエストの細さは、スタイルに大きな影響があるんですね。
けれどやみくもにダイエットをしても、ウエストから細くなるとは限りません。無理なダイエットをしてホルモンバランスが崩れると、便秘になってしまうことも……。
ここでは、キュッとしまったウエストを手に入れるために行いたいエクササイズとマッサージについてご紹介します!
ウエストにくびれを作るエクササイズ
日常生活では、ウエストをひねる動作をする機会がほとんどありません。エクササイズで意識してウエスト部分を動かすことで、体本来のくびれを取り戻しましょう。
腰回し
骨盤が歪むと、周辺にある骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)がゆるみます。そうなると内臓が正しい位置に収まりきれず、横に広がったり下に落ちたりしてずんどうやぽっこりお腹の原因に……。
骨盤を正しい位置に戻すためには、腰回しのエクササイズが効果的です。
- 足を肩幅に開き、胸を張って背筋を伸ばす
- 腰に手を当て、おへその下に力を入る
- 顔と肩を傾けないように気をつけて、腰を左右に動かす(10往復)
- お尻を意識しながら、腰を前後に動かす(10往復)
- 顔と肩は動かさないように気をつけて、腰を回す
- 右回りと左回り、それぞれ10回ほど行う
腰回しはゆっくりしたリズムで、回しにくい方向は無理をせず小さく回すことが重要。反動をつけたりせず、できる範囲で動かしていきましょう。慣れていけば、左右同じように回せるようになります。
しっかり呼吸をしながらリラックスして、力を抜きながら腰だけを動かしてみてください。
全身を四方に伸ばすエクササイズ
くびれを作るためには、左右で違う動きをして体の側面を刺激する必要があります。立った姿勢では重力を感じて難しいポーズでも、寝て行うことで楽にポーズを作ることができますよ。
- あお向けの体勢で、手足を上下にぐっと伸ばす
- 床に沿って右手を上に、左手を下に。右ひざを曲げて腰の横まで上げ、左足をまっすぐに伸ばす
- 右半身を上に、左半身を下にぐっと伸ばす
- 左右を入れ替えて、同じ動作を行う
- 両手両足を大きく広げて、四方に向かって伸ばす
普段伸ばせていない場所、固まってしまっている場所を見つけて、全身でのびのびと行ってください。
ひねりを加えるエクササイズ
じっくり体を伸ばしたら、次はひねりを加える運動です。
- あお向けのまま両手を肩の高さに広げ、両足のかかとをそろえる
- 足を閉じたまま天井に向かって上げる
- かかとを天井に向けて突き出し、ひざの裏を伸ばす
- 息を吐きながら両足を体の右側に倒し、顔は左側に向ける
- 床につかない程度で足をとめ、3秒キープ!
- 息を吸いながら、足と顔を正面に戻す
- 反対側も行う
呼吸を意識しながらウエストをひねることで、骨盤周りの筋肉と脂肪に働きかけることができます。
下腹ぽっこりをなくす腸マッサージ
腸もみ、腸マッサージという言葉を聞いたことはありませんか?
ぽっこりお腹に悩んでいる人の多くは、便秘が原因です。詰まってしまった腸を揉みほぐすことで便秘が解消できるのはもちろん、腸のリンパが刺激されてむくみが取れ、体が温まって基礎代謝の上昇が期待できます。
ここでは、特にウエストのくびれに効果がある「小腸マッサージ」のやり方を解説します。
腸マッサージのやり方
腸マッサージを行う前に、あお向けに寝て数回の深呼吸をしましょう。体をリラックスさせてから、軽くひざを立ててお腹を押さえていきます。
- 両手の人差し指、中指、薬指をそろえて重ねる
- おへそを中心に、指3本分真上の位置を押さえる
- 息を吐きながらお腹の力を抜いて、ゆっくり痛みを感じない程度に押す
- 指を離し、息を吸いながらお腹を膨らませる
- 時計回りに場所を変えて、1~4を繰り返す
押す時間は数秒でかまいません。場所は、時計でいうと偶数の場所を押さえるイメージで。全体で6ヶ所を目安にしてください。
お腹を押して、膨らませて……を繰り返していくと、ギュルギュルと音が聞こえたり腸が動いているのを感じたりすることがあります。腸マッサージがしっかり効いている証拠なので、腸の動きを感じながら続けてください。
腸マッサージの注意点
腸マッサージを始めたばかりだと、うまく指が沈まなかったりお腹の反発を固く感じたりする人がいます。続けるうちにお腹が柔らかく押しやすくなっていくので、1日に数分ずつ続けてみてください。
そして腸マッサージは、
- 妊娠中の人
- 腹部に炎症をともなう疾患を持っている人
には向いていないので行わないでください。また、押して痛みがある場合は無理に続けないこと。腸の状態によっては、毎日は行わずお休みの日を作ってもかまいません。
あくまで「気持ちよさ」を追求して、優しく揉んであげてくださいね。